モンブランの発祥は自由ヶ丘

「モンブラン」の日本の発祥の地は自由が丘だってご存じですか？

東急東横線の自由が丘駅には、店名がまさに「MONT-BLANC(モンブラン)」という洋菓子店がありますが、1933年に創業者の迫田 千万億(さこた ちまよ)氏が日本で初めて販売したことにより、このお店が日本でのモンブラン発祥のお店と言われています。

※余談ですが、迫田 千万億(さこた ちまよ)氏は男性です。中性的で特徴的な名前ですので、一応。

山登りが好きだった迫田 千万億氏は、モンブランというヨーロッパ最高峰の山に惹かれ、「この美しさを表現するお菓子を作ろう！そしてモンブランをいう店名にしよう！」と決心し、モンブランの登山口をして利用されるフランスのシャモニー市の市長と、ホテルモンブランというホテルの社長にも直接会い、店名をモンブランとすることの許可を得たそうです。

帰国後、迫田 千万億氏はスイスから職人を招き商品開発を行います。

日本人の舌に合うように、栗の甘露煮入りのスポンジの上にバタークリーム、その上に甘露煮を使用した黄色いマロンクリームを乗せ、頂上にはメレンゲを乗せた現在のモンブランが誕生しました。

頂上のメレンゲは、イタリアとフランスにまたがる名峰モンブランの万年雪を表しているそうです。

現在も、千万億のひ孫にあたる迫田直幸さんが4代目として創業当時のレシピを守り続けていらっしゃいます。

MONT-BLANCは、モンブランだけではなく様々なケーキや焼き菓子を販売していますので是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

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