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  • 不動産コラム

日本の競馬のルーツは目黒に有り

 

日本における近代競馬のルーツが実は目黒にある、って知っていましたか?

 

今年で89回目を迎える日本の競馬の祭典「日本ダービー(東京優駿)」。

この日本ダービーというのは、近代競馬発祥の地であるイギリスで1780年から続くイギリスの「ダービーステークス」を範として、1932年に初めて開催されたレースです。

 

その後、天皇賞や菊花賞、皐月賞等の現在にも続くG1レースが開催されていきますが、この日本ダービーがすべてのG1レースの先駆けであり、日本ダービーを制することは競馬関係者にとっての最高の名誉の一つ、と言われています。

 

現在は府中にある東京競馬場で開催されているこの日本ダービーが、1932年に初めて開催されたのが、そうです、かつて目黒に存在した目黒競馬場だったのです。

 

しかし目黒競馬場で行われた日本ダービーは2回だけで、1934年からは現在の東京競馬場にて開催されることとなった幻の競馬場なのです。

 

第1回東京優駿(日本ダービー)

右:ワカタカ(優勝場) 左:オオツカヤマ

パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1080541

 

なぜ2年だけしか開催されなかった?

ではなぜ目黒競馬場では2年しか開催されなかったのでしょうか。

 

 

目黒競馬場が建設されたのが1907(明治40)、当時はまだ田園地帯だったにも、

東京の人口増加により周辺は徐々に宅地化されていきます。

 

1923年には競馬場の南側に目黒蒲田電鉄(現在の東急目黒線)の不動前駅(当時は目黒不動前駅)、武蔵小山駅(当時は小山駅)も開通し、急激な宅地化の影響によりこの競馬場の広大な土地も宅地として利用される為、1934年には現在の東京競馬場(府中)へ移転されることとなりました。

 

結果、目黒競馬場で行われた日本ダービーはわずか2回のみとなってしまいました。

 

 

当時の目黒競馬場は、現在の下目黒46丁目の目黒通り沿いに存在していたとされています。

実はこの地には、今でも当時の競馬場の面影を垣間見ることが出来る痕跡がいたるところに残されています。

 

まずは、下記写真は1936年の航空写真です。

 

出典・国土地理院ウェブサイト

 

unknown (photographed in 1923-1937 ) – 日本中央競馬会『日本競馬史』第4

パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=38941044による

 

1932年の航空写真が無く、すでに競馬場は解体された後の航空写真ですが、競馬場の跡がはっきりと確認出来ます。

もう既に何件か住宅が建てられていますね。

 

下記は目黒競馬場の当時の図面です。

 

東京競馬倶楽部 (Tokyo Race Club) – 東京競馬会及東京競馬倶楽部史 (published in 1941), 

パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=38440874による

 

 

そして、下記が現在の地図です。

 

マップデータ©2022Google

 

 

そうです、ある痕跡に気付きますでしょうか?

 

ここにハッキリと競馬場のカーブの跡が残っていますね!

 

 

競馬場の図面を当てはめてみると、このような感じでしょうか?

 

ピッタリです!

 

 

カーブの跡地を見に行ってきました。

 

 

直線からコーナーへ入る箇所の現在がこちらです。

 

そこからコーナーを進み

 

ここがコーナーから直線へ入る箇所の現在です。

 

非常にクッキリと当時の競馬場の曲線がそのまま残っていますので、競馬好きの方は是非観に行かれてみてはいかがでしょうか。

 

 

また、現在の周辺に有るバス停には「元競馬場前」というバス停が存在します。

 

伝説の名馬

最後に、この近くの目黒通り沿いには「トゥルヌソル像」という銅像がありました。

Google Mapにも「トゥルヌソル像」と記載されています。

 

このトゥルヌソルという競走馬を聞いたことが無かったもので少し調べてみたのですが、

イギリスから輸入された種牡馬のようで、なんと第1回東京優駿(日本ダービー)の優勝馬「ワカタカ」を筆頭に、

トクマサ・ヒサトモ・クモハタ・イエリュウ・クリフジと6頭ものダービー馬を輩出した大種牡馬のようですね。

 

「クモハタ」という名前には何か聞き覚えがあり、これまた調べてみましたが、

1952年から1957年まで連続でリーディングサイアーを獲得した伝説の種牡馬でした。

※リーディングサイアーというのは、産駒の獲得賞金額がNo1の種牡馬を指します。

私も競馬、というかサラブレッド、が非常に好きで何代も重ねられた血統にはロマンを感じます。

 

そういえば、ふと思い出した昔にハマったゲーム「ダービースタリオン」。ここでクモハタ系といった名前があったような。。

 

私が少し調べた範囲ですが、現在でも「ゴールドシップ」や、なんと「オグリキャップ」もクモハタの子孫のようですね。

現在ではその血統は少なくなってきているようですが、100年近く続く血統が今でも受け継がれているとは何ともロマンですね~。

 

 

競馬場の跡地に当時行われた日本ダービーの優勝馬の銅像を建てるのではなく、

そのダービー馬を輩出した種牡馬の銅像を建てるとは、何とも憎らしい粋な計画です。

 

日本の種牡馬と言えばサンデーサイレンスや、現代ではディープインパクトが大種牡馬となっていますが、現在の日本の競馬の礎を築いた伝説の種牡馬を、日本の近代競馬の礎を築いたトゥルヌソル、

ここに日本の競馬のルーツを見ることができました。

 

 

競馬好きの方は是非、この競馬場跡地へ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

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更新日:2023.04.24

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