- 不動産コラム
マイホームが生命保険になる?!
マイホームが生命保険になる、ってご存じですか?
どういうことかというと、マイホームを住宅ローンを利用し購入する場合は、
「団体信用生命保険(以下団信)」というものへの加入がほぼ必須となります。
この団信というものがいわゆる生命保険の役割を担っているわけですが、
本日はこの団信についてお話いたします。
団信の役割とは
住宅ローンを組んでマイホームを購入し、まだ残債が残っている段階で万が一死亡してしまった場合には、残債が0円となり、残されたご家族には残債の無くなったマイホームが資産として残ることとなります。
これが生命保険の役割を持つ団体信用生命保険です。
もしもこの団信に加入していなければ、万が一の際には残されたご家族が残債を支払い続けるか、もしくは自宅を売却しなければなりませんので、団信に加入していれば安心です。
特約で病気もカバー
ここ最近の団信は、死亡の場合だけではなく、例えばガンや脳卒中などの診断を受けると残債が0円と出来る特約を付保することが出来るようになっています。
大きな病気を患ってしまうと、治療費が大きくかかるのはもちろん、その間収入が減ってしまうことも考えられます。
医療保険である程度はカバーできたとしても、住宅ローンの支払いも重なると大変です。
そんな時の為に、3大疾病や8大疾病もカバー出来る団信に加入していると安心です。
団信の保険料はいくら?
数千万円という生命保険に加入することと同じなわけですから、保険料も高いのでは?と思われるかもしれませんが、この団信の保険料というものは、住宅ローンの金利の中に含まれているものです。
別途支払いが発生するわけではなく、この団信の保険料も含まれた金利なのだ、とご認識ください。
ただし、3大疾病特約などを付保する場合は、付保する特約の内容によって金利が上乗せされます。
上乗せされる金利は金融機関によって違いますが、0.2%程度の上乗せで特約を付保出来るようなイメージで大丈夫です。
団信に加入出来ない=住宅ローンを組めない
団信は生命保険と同じ役割なわけですから、持病をお持ちの方は加入することが出来ない場合もあります。
その場合は、団信に加入出来ないだけではなく、住宅ローン自体が組めなくなってしまいます。
近年では、ワイド団信などといった、持病をお持ちの方でも団信に加入することが出来るケースもありますが、その分金利は高くなってしまいます。
一般的な金融機関では団信の加入が住宅ローンを組む必須の条件となっていますが、フラット35では団信に未加入でも住宅ローンを組むことも可能です。
ですが、万が一のことを考えると、団信に未加入で住宅ローンを組むということはとても不安です。
健康な時にマイホーム購入を!
いつ病気を患ってしまうかは誰にも分かりません。病気を患ってからでは住宅ローンを組むことも難しくなってしまいます。
マイホームの購入を検討されている方は是非、日々の健康にも気を付け、健康なうちに購入されることを強くお勧めいたします。
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更新日:2023.06.03